セミナー参加者の変化

今回はTRIZと直接関係ない話題です。
弊社では毎月2~3回のペースで、I-TRIZで使うツールを使ってみるという体験セミナーを開催しています。
発明的問題解決(IPS:Inventive Problem Solving)、不具合分析と再発防止(FA:Failure Analysis)、不具合予測と未然防止(FP:Failure Prediction)、知的財産制御(CIP:Control of Intellectual Property)の4種類のセミナーを順番に行っています。
体験セミナーの参加者には、最後に簡単なアンケート用紙の質問に答えていただいています。
その回答結果によると、今年の春あたりから体験セミナーの参加者が今までとは違っていることがわかります。
TRIZは初めてという方がほとんどです。TRIZが問題解決の手法の一つだということは知っていても、その中身については全く知らないという方もいます。また、TRIZの解説本や演習用ツールを購入してはいるが、実際に使ったことはないとのことです。
これは、私たちのお客様の層が変わったということです。
つまり、従来の私たちの考えを改めて、お客様に対するサービスの提供の仕方を変えなければならないと思いました。
「矛盾マトリックスと40の発明原理」といる日本で最もよく使われているツールは知っているという方が多かったときとは違うということです。
TRIZ業界も世代交代のようです。これからは、まったくの初心者の方に話をするといった態度でなければいけません。それを肝に銘じます。
体験セミナーの中身はもちろん、その案内の仕方も変えなければならないと思っています。
現在、鋭意検討中です。これからの新しい案内をご期待いただければと思います。

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