前回は、I-TRIZ(ideation-TRIZ)を活用するために、まず、手頃なIBS(Ideation Brainstorming)というソフトウェアから始めるという方法はやめた方がいいと提案しました。
それは、IBSはIWB(Innovation WorkBench)というI-TRIZを実行するためのソフトウェアの一部を切り出したものであって、IWBを使ったことのある人が日常的に手軽にI-TRIZを活用するためのツールだからであると説明しました。 つまり、I-TRIZは最初からIWBを使うべきである、というのが私の考えです。
IWBはハードルが高いと思う場合は、弊社が開催している体験セミナーに参加することをおすすめします。 あなたに、具体的な問題をIWBを使用して実際に解いていただきますので、その日のうちにI-TRIZの実力を知っていただくことができます。
ただし、無料体験セミナーはわずか3時間ですので、もう少しI-TRIZやIWBの詳しい内容を知りたいという方には、1日集中セミナー(6時間)や3日集中セミナー(18時間)を受講していただく必要があろうかと思います。 I-TRIZの実力を確認した後、I-TRIZを導入してみたいが実際に自分たちの問題解決に使えるのだろうかと不安に思う方には、IWBのレンタルサービスをお試しいただければよいと思います。
IWBソフトウェアのレンタル期間(3ヶ月)中に、御社の具体的な問題をIWBを使って解いてみるという企画です。その間に、弊社のコンサルタントがIWBの操作指導(2時間)を含めたコーチング(月1回2時間:合計3回、6時間)を行い、必要に応じて成果発表のための社内プレゼンの指導も行います。
ところで、I-TRIZのもう一つの手頃なソフトウェアとして、PF(Problem Formulator)といものがあります。 こちらはI-TRIZを知らなくても、PF自体の考え方と使い方を取得すれば、単独でも十二分に活用できるソフトウェアといえます。
次回は、その詳しい説明をしたいと思います。