Ideation TRIZのお客様の声
トレーニング/プロジェクトを体験した日本のお客様の声

VOICES of JAPAN

Ideation TRIZトレーニング/プロジェクト

これまでのセミナー、ワークショップ、トレーニング、プロジェクトなどに参加された方の声を一部ご紹介します。(すべて原文のままです。)
* 文中I-TRIZと表記されているものは、Ideation TRIZと同義です。

機械分野

お客様の声(機械分野) 今回、開発中の製品を題材にI-TRIZを用いた発明強化のコンサルティングを依頼させて頂きました。経緯・感想を記載させて頂きます。
従来、弊社の知財戦略・製品開発には次の課題がありました。
①特許権を取得しても、すぐに代替技術・改良技術が出てくる。
②発明をしても、技術的な欠陥が多く、実製品には採用できない。
これに対し、I-TRIZを導入して、発明強化により上記課題の解決を図ることが決まりました。初めに3日間のトレーニングに参加させて頂いた後、先生方を弊社にお招きし、開発中の製品を題材に発明強化を実演・指導頂きました。
そして、検討・設計に約1カ月を要した弊社製品に対し、I-TRIZを使った検討を計3~4時間行うと、数々の欠陥が発見されました。
また、技術欠陥の抽出と同時に、それに対する改良も検討した結果、新たな改良案(発明案)が数十件出ました。特に有力な8件の改良案は詳細設計と、特許出願を行ないました。弊社・競合他社が実施しそうな発明の特許出願を行うことができました。
実際にI-TRIZを経験して分かったことは、I-TRIZは問題解決の魔法の杖ではなく、あくまでも現実的な「問題解決のノウハウ」だということです。ノウハウなので、身に付くまでに時間と努力が必要ですが、身につければ大きな力になることが理解できました。
今後、自身でI-TRIZを使用して、成果を出そうと考えています。ありがとうございました。


電子機器分野

お客様の声(電子機器分野) 当社は、常に独自の先端技術を搭載した魅力的な製品を市場に提供し続けることをモットーに努力を重ねてまいりました。当社のエンジニア達は日夜物理限界に迫る困難な技術的問題に取り組んでおります。
このたび、当社の技術開発活動にI-TRIZを導入した場合の効果を測るために、アイディエーション・ジャパン社のコンサルタントの指導の下で、5つのパイロット・プロジェクトを同時並行的に実施しました。5つのエンジニア・チームが、I-TRIZのIPS手法を使った延べ20時間程度のセッションを通じ、それぞれの技術問題の解決策を考え出すというものです。
どの問題も、当社にとり業績に直結する重要な問題ばかりでした。ある問題は、発生原因が未解明でした。別の問題では多くの要素が複雑に絡みあっていました。また別の問題は、ある分野の新しい物理知識を得ない限り解決不可能と思われていました。
これら難題に対し、短期プロジェクトで有効なアイデアが本当に出るだろうかと私は不安を抱いていました。特にプロジェクトの前半は、I-TRIZ初体験のエンジニア達が手法に慣れずに苦言を呈する事もありました。
しかし、プロジェクトの終盤には、嬉しいことにどのチームも、今まで考えつかなかった新しい有望な解決策をいくつも生み出していました。その要因は、エンジニアたちが真剣に手法を学び問題に取り組んだ事、そして、I-TRIZツール(特にPF)によって課題をシステマティックに分離、見える化出来た事でエンジニアの想像力を引き出させてくれた為と思います。
今後、I-TRIZの考え方を社内に普及させ開発パワーをますます増強していきたいと願っております。


精密機器分野

お客様の声(精密機器分野) 業種.精密機器,職種.開発
今回導入の決め手になったのは、I-TRIZの考え方です。TRIZで、アイディアを広げて行こう、どうしても考えつかない仕様についてヒントをもらおう、という方針は根底にあり、セミナーなどでIWBに触れたりしてソフトの効果を確認したりしていました。
しかし、最初に導入の検討をしたのは他社のソフトとコンサルでした。検索エンジンが充実しているソフトは即効性があるし、「数百ものアイディアを出すことも可能です」とのことで興味を持ちましたが、アイデアを出すツールとしては、古典的TRIZの域であること、出したアイディアからどう実行していくかが不明瞭であることから、I-TRIZで行うと判断したことが、今回のトレーニングを受けた経緯になります。
実際には、トレーニングについていくだけで大変でしたし、正直三日間では、ソフトのベーシックな部分までしか使いこなしには至らないかもしれません。ただ、考え方は毎回バージョンアップしていきました。同じ課内でTRIZを同時期から勉強し始めている仲間がいます。ところが、三日間トレーニング後では、明らかに考え方に違いがでてきました。これは驚きでした。もうひとつ、最終日に行ったIWBソフトで書いたレポートをそのまま出張報告書にしたのですが、これが分かり易いと受け取られてます。改めてレポートを起こす必要がないのが大幅な時間短縮にもなります。
帰ってからは、早速トレーニング中にでてきたアイディアで予備実験を始めてます。アイディア内容は、これから精査していきますが、ともかく前に進めるアイディアがでたことに感謝です。


半導体分野

お客様の声(半導体分野) I-TRIZを学習してみて
困り果てた時に陥りがちな周りが見えなくなり、二進も三進も行かなくなった状況から脱却できる手法だと感じました。
課題定義、資源の洗い出し、PFをしっかり行うことにより、何を解決しなければならないのかだけでなく、ふと忘れがちな本当は何をしたいのかを再認識する事が出来ます。
(トラブルにはまり込んでゆくほど、本来やりたかった事を忘れ、問題解決が目的になる場合がある)
今一度、何をやりたかったのかを認識し、目的達成までのSTEPと周りを取り囲んでいるものの因果関係を明らかにするだけでも、解決策が出てくる場合があると認識しました。
問題に真向勝負するだけでなく、とんちの効いたアイデアが出てくる可能性があります。

PF以降のアイデア発想の部分は自社の問題にまだ適用していないので効果の程は定かではありません。
アイデア発想のヒントからアイデアを出す所は、少し慣れが必要と感じました。


化学分野

お客様の声(化学分野) 技術的な課題を解決するために常に思考していたが、I-TRIZを使いPFで頭の中を可視化することで問題点が浮きぼりになることを実感した。
キチンとPFが描けるかどうかが大きな鍵であるが、別の視点からのアプローチが楽であった。今までは現状の課題に対してその場しのぎの対策が多く、課題のソースまで遡ることが疎かになっていたことを痛感した。課題を引き起こすソースを見出すことで抜本的な改善につながる可能性もあり、広い視点で物事を捉えられるようになった。
実際にI-TRIZを使い、今まで悩んでいた反応策を可視化してみた。矢印を辿ることで、今までの改善は些末な部分であり、根本的な改善ではないことが分かった。鍵となる根本的な部分を改善することで、絡まっていた糸がほぐれるように次々と問題解決につながった。このことからも積極的にI-TRIZを活用していきたいと考えている。
但し、自分の意見を述べることに消極的な日本人を、会社内という上下関係が決まっている中で、如何に意見を引き出せるようにするかといった環境づくりも重要であると感じた。


お客様の声(化学分野) 約3ヶ月間のトライアルプロジェクトと、3日間のIWBセミナーを受けました。
トライアルプロジェクトでは、ファシリテータとの質疑応答を通じて、問題状況の把握と、PFによる課題の深掘りを行いました。問題解決のためにはまず、問題について正しく理解することが必要で、頭でわかっていることをあえて紙面に落としこんで「可視化」することが有効であると感じました。それと同時に同じ専門分野のメンバーでも、問題への理解度の深さやとらえ方、視点に違いがあり、メンバー間での認識統一の難しさも痛感しました。
IWBのセミナーでは、講師の方が抽象的な事項でも頭の中でイメージしやすい表現で説明して下さったので、書籍等で勉強するより何倍も理解が早かったように思います。ただ、セミナーの時間中、常に頭を使っている状況だったので、集中力がつづかないこともしばしばで、もう少しこまめに休憩があるとよかったです。
I-TRIZに限らず、他のツールや方法論にも言えることですが、との手法も万能なものはなく、目的や状況に応じて、その使い方、得意とする適用分野、組織への適性などを正しく理解した上で活用することが望ましいのではと思います。

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