アイディエーション・ジャパンの上村です。
11月23日の勤労感謝の日、面白い話でもないかなーと思ってYoutubeを訪問したところ、
YoutubeのAIが「勤労感謝の日」に因んで気を利かせてくれだんたんでしょうかねー、
あるドキュメンタリービデオを自動的に開いて再生し始めたんです。
それがこれ、
NNNドキュメント「マツダ再生への道」2002年7月21日
https://www.youtube.com/watch?v=kLnw0tAxHYg
燃費の悪さで今の時代に合わないとお払い箱になっていたロータリーエンジンを、
7人の技術者たちが苦労に苦労を重ねて、復活させた話です。
これ見て、私、泣いてしまいました。
技術者だったら、ゼッタイ泣きますよ、この話マジで!
きっと皆さんの中にも、この7人と同じような苦悩を味わっている方がおられると思います。
もしあなたがそうなら、見てみるといいですよ。
ゼッタイ、勇気がもらえます。
ロータリーエンジン開発は『マツダ最大の失敗』とまで、周りからバカにされたそうです。
かつて数百人いたロータリエンジン技術者は次々に去り、わずか7人だけになってしまいました。
この7人も部屋の片隅に追いやられ、周囲から無視され、設計用PCさえ使用を禁じられ…
どんなに辛かったでしょうね。
でも、彼らは信念を貫き通します。そして、最後のチャンスを手に入れます。
次の新型スポーツカーに搭載予定の、燃費の良い新型ロータリーエンジンの開発許可をもらったのです。
話の山場はビデオの33分目から。
開発の終盤に来て彼らは壁に突き当たります。
燃費の悪さの原因であったある現象が解消できないんです。
それで1か月間も開発がストップしています。
開発のタイムリミットはあと一週間しかないのに。
焦る、焦る、もう貧乏ゆすりが止まらない…
このままだと、新型車への搭載エンジンはロータリーから通常エンジンに変えられてしまう。
そんな時、エンジンを洗っていた仲間が何気なく発した言葉が、解決のヒントになった!
大慌てで徹夜で解決策の部品を作ってエンジンに実装し、実験した。
ヤッター!見事にその現象が消えていた。
アイドリング時の燃費なんて40%も改善しました!
こうして、スポーツカーファンに現在も愛され続けている名車“RX-8”が生まれたのです。
ビデオの最後、「最高のエンジン音」といわれるゴージャスなサウンドを響かせて走るRX-8を眺める彼らは本当にいい顔をしています。
私も見ていて幸せな気持ちになりました。
こういう技術者たちが、この日本国を支えてくれているんだなー、って涙が出てきました。
ところで、ですが、
あの解決のヒントとなった「エンジンを洗っていた仲間が何気なく発した言葉」が何だったか、気になりませんか?
ビデオを見ればわかるんですが、これ、本当に簡単なことだったんです。
「何でそんなことに1か月間も気づかなかったのか?」って思っちゃうくらいです。
でも現実には、そんな“簡単”な解決策に長期間気づかずに悩み苦しむケースが、実に多くあります。
そういう解決策は、誰かの失敗やミスとか、思いがけない出来事とかが起きたときに、初めて気づくことが多いんです。
思いがけない出来事が起きないと、いつまでたっても、気づかない。
それで、すごい時間とコストと精神的ストレスを消耗してしまっています。
ならば、もし、フツウなかなか気づかない解決策を、簡単に気づかせてくれる方法があったら、知りたいと思いませんか?
その方法は実際に存在しています。
その方法は、イノベーション・ワークベンチ、通称 “IWB” という問題解決支援ソフトウェアに実装されているのです。
あの7人も、もしIWBの方法を知ってたなら、もう少し楽ができたんじゃないかなー…って思うんです。
その方法を知りたいと思われる方のために、今、 “IWB”の無料体験説明会を、ZOOMによるオンラインセミナーで開催しています。
そのご案内は、下記のURLにあります。
https://promo.ideation-triz.com/zoom_iwb
IWB体験会、3時間ありますが、参加してみて決して損はないですよ。
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結果は行動した人のところにのみ訪れます。
皆さんとお会い出来る時を楽しみにしています。