技術者たちの多くが「良い発明が浮かばない」「発明提案ノルマがきつい」と悩んでいる。
その一方で、ほんの少数だけど、年間に4件も5件も発明を提案し、その発明がいつも製品に活かされるというエース技術者もいる。
中には、二桁、三桁の数の特許を生んで、会社から多額の特許ボーナスをもらっている者もいる。
発明に悩む技術者と、発明を続々と生みだす技術者とは何が違うのか?
実は、今までに1000人以上の技術者と発明を議論してみて分かったことだが、発明が得意な技術者には共通する一つの特徴がある。
それは、特許情報に精通しているということだ。
彼らは、
自分の製品や技術にどんな課題が存在し、
その課題に自社や他社がどんな特許を出願し取得し、
自社と他社の特許の違い・強み・弱みは何か、、、、
などを良く知っていた。
他方、発明が得意でない技術者たちは、上記のようなこと質問しても「良く分からない」と答えることが多かった。
このように、一目置かれる発明力をもったエース級の技術者は、みんな、特許情報に精通している。
彼らは、日常的に、
自分の製品や技術に関する特許をサーチし、
目ぼしい特許を見つけて目を通し、分析し、
役立つ情報がないか、自分の課題に利用できないか、
と考えている。
だから、発明の知識が豊富であり、それを利用して、より優れた新しい発明を考え出すのだ。
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このように、普段から特許情報に親しんでいれば、自ずと発明力がアップするのです。
とはいうものの、特許文献は難解だし、何処からどう手を付けていいか分からないし、だいいち法律は苦手だし、とあなたは思うでしょう?
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結果は行動した人のところにのみ訪れます。
皆さんとお会い出来る時を楽しみにしています。