日本のことを、長らく私たちは、
「ものづくり大国」だとか、「技術立国」だとかと
自称していました。
果たしてそれは本当でしょうか?
確かに、かつては、
「ものづくり大国」や「技術立国」などという言葉に代表されるように、
日本企業の技術力や品質は世界中から高く評価されてきました。
しかしながら、近年の調査によると、
ものづくりや技術に対する日本の順位は急落し、
欧米企業の後塵を拝し、中国などの新興国企業にも追いつかれ始めています。
* こちらの情報をご覧下さい。
デロイトトーマツ「日本企業に求められるイノベーションマネジメントの在り方(第1回)
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/strategy/articles/cbs/innovation-management1.html
デロイトトーマツ「日本企業に求められるイノベーションマネジメントの在り方(第2回)
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/strategy/articles/cbs/innovation-management2.html
「企業・社会システムレベルでのイノベーション創出環境の 評価に関する調査研究」
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2016fy/000840.pdf
熱湯に突然入れると驚いて飛び出すカエルも
水からゆっくりとお湯を沸かすようにすると
熱くなったのに気づかず、
そのまま茹(ゆだ)ってしまうという「ゆでガエル」の譬(たと)えがあります。
まさしく、今の日本のモノづくりに関わる企業の多くに当てはまってしまうように思えてなりません。
お湯は、すでにかなり熱くなっています。
まだ気が付きませんか?