他社主催セミナー
若手知財部員のための発明のヒヤリング技術とまとめ方
Seminars of Other Company Sponsored
講演のポイント
日頃、技術開発活動が収益につながらない、知的財産が役立たない、といわれていませんか。そもそも、取り組んでいる技術開発のテーマがよくない。同業 他社と同じテーマに取り組んでいるため、技術開発が製品の性能や効率、品質向上といった技術パラメータの最適化競争に終始している。今こそ、良い発 明を生み出し、強い特許権を取得し、その権利を活用する、といった知的財産マネージメントの原点に立ち返って、日常の知財業務の在り方を考え直して みるべきです。良い発明とは他社が取り組んでないテーマを選択することにつきます。それには、発明者が日々の創作活動を発明提案としてまとめる行為に関連して、知 財担当者がどれだけ支援できるかで決まります。発明・特許意識の高揚、発明の発掘、発明の育成、発明の完成までの工程でどんな対応をすべきかを理解 することから始めてみてください。知財担当者が発明者と一緒になって発明を掘り下げ拡げる技法を身につけて実践することが必要なのです。 要は知財担当者が研究者、技術者と一緒になって発明を真剣に考えるという姿勢と態度が重要ということです。
本講座は、特許庁のホームページで公表されている「知財人材スキル標準」に規定されている技術開発で実績のあるTRIZという手法を進化させ続けている 米国のアイディエーション・インターナショナル社が開発した知的財産制御(CIP: Control of Intellectual Property)の考え方を利用して、発明のヒヤリングに 役立てようというものです。本講座の中では、受講者の習得度を上げるための演習を行いますので、1日で因果関係ダイヤグラムという技法を通して論理的 な聴き取りと発明の質の向上が図れるようになります。