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新しいテーマ(課題)のある場所と課題を発見する方法

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潜在ニーズの発見から次世代商品・サービスのテーマの発見まで
新しいテーマ(課題)のある場所と課題を発見する方法

日時 2015年11月11日(火) 10:00~17:00
会場 企業研究会セミナールーム(東京・麹町)
受講料 会員:37,800円(本体 35,000円)/一般:41,040円(本体 38,000円)
講師 アイディエーション・ジャパン株式会社
取締役CTO 長谷川公彦
主催者からの
メッセージ
新商品・サービスの開発といえば、顧客の声を聞くこと、顧客の行動を観察すること、顧客のニーズをつかむこと、が大切であるといわれています。

顧客のニーズについては、顕在しているニーズではなく、未だ顕在していない潜在ニーズを探ってその潜在ニーズに応える新商品・サービスの開発をすべきであるといわれます。
その新商品・サービスは、結果的に新しいものであれば、現状品の改良、改善であってもよい。
新製品・サービスというと、一般には目的より手段の方にのみ関心が向いてしまい、どこもやっていない手段を考え出すことに注力しています。
それは他と同じ課題を実現しようとしているからです。
課題が新しくない場合には、新商品・サービスの開発しようとしたら新しい手段を考え出すしかありません。その結果、新しい手段を考え出す技術開発競争の世界があるだけです。
従来と同じ、いつかは過当競争の中に巻き込まれる、いわゆるレッド・オーシャンの世界です。
誰もやっていない新製品・サービスのテーマに取り組んでいる先行者の場合には、その地位を守ろうとすれば 走り続けなければなりません。
その場合に、常に自分が意図している方向に向かって走っていることを実感しながら走っているという自信(推進力)は絶大な力を発揮し、結果的に競争力優位な立場を維持し続けられることになります。

例えば、スティーブ・ジョブスが率いていたアップルの技術開発力がそのお手本といえます。
現代版TRIZには既存の商品・サービスの不便さに着目することで、身近な新しい課題を見つける方法から今のシステム(商品、技術プロセスなど)を新しい世代のシステムへと進化させる企画の立案作業を支援するための戦略的進化(DE:Directed Evolution)のように、技術や社会の進化のパターンを広く深くかつ詳細に適用して対象とするシステムの今後の発展の可能性を体系的、網羅的に検討し、システムの将来像とその途上で克服すべき課題を明らかにする方法まで、幅広いツールが用意されています。

今回は、既存の商品・サービスについての潜在ニーズを捉える方法から、システムの理想性を追求する概念を使った、次世代の新商品・サービスについてのテーマを発見する方法を学びます。
プログラム
  1. 潜在ニーズの種類とその探し方
    1. 市場、技術のマトリックス
    2. 技術戦略の必要性
    3. 潜在ニーズの種類
    4. 潜在ニーズの探し方
    5. 知識から知恵を生むには
  2. 新しいテーマ(課題)のある場所
    1. 習慣的な不便さ
    2. 不正確な問題説明文
    3. 隠れた機会
    4. 隠れた危険
    5. 減らすことのできる有害機能
    6. 高めることのできる有益機能
    7. 問題解決の目的による問題の種類
  3. 理想性の追求
    1. システムの進化のパターン
    2. 理想性の向上
    3. 要素の不均衡進化
    4. 柔軟性と制御性の増加
    5. 複雑化後簡素化
    6. 要素間の対応/非対応
    7. ミクロ化と階層化
    8. 人間の関与の減少
  4. 商品・サービスの進化の諸段階
    1. 進化の諸段階
    2. Sカーブの段階と検討事項
    3. 技術進化の一般的シナリオ
  5. 課題の変遷の事例
    1. Sカーブの諸段階と発明の数との関係
    2. 課題変遷分析
    3. 課題を分類するためのキーワード一覧
    4. P社の電動歯ブラシの進化
    5. F社の電動歯ブラシの進化
  6. 機会を見つけて課題を発見する方法
    1. 機会を発見するシステムアプローチ
    2. 利用可能な資源
    3. 技術戦略思考ループ
    4. 大型ビジョン事業のSWOT分析
  7. 現状回復か未来創造か
    1. 問題解決の目的による問題の種類
    2. 問題の根本原因分析
    3. 大型ビジョンの目的展開例
      【演習】 原因分析か目的展開か
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主催者 一般社団法人企業研究会