ワークショップ: 研究開発
代替品(改良品)の開発法(機能分析、価値分析)

RESEARCH and DEVELOPMENT

顧客と商品提供側の結果期待を満たすWin-Winが成立するビジネス価値の高い代替品(改良品)開発の考え方を学びます。



ワークショップの案内

新商品開発の現場では
顧客価値を向上させることが
最重要課題のように叫ばれています。

その一方で、
ビジネスという観点からは
商品を提供する側の価値も考えなければなりません。

両者の価値評価を行う際に使用されるのが、
片づけるべき用事を実現した際に期待する結果(結果期待)という概念です。

顧客の結果期待の
すべてを満足させるものを開発するために、
私たちは、
現状品の代替品(改良品)を開発しようとします。

しかし、
商品提供側が
たとえ、顧客の結果期待を越えているもの(サービス・品質過剰品)を開発していても、
それに気づかなければ、
あるとき
新規参入者の低価格品に市場を奪われることになります。

このワークショップでは、
顧客と商品提供側の両者の結果期待を、
より良く満たす商品を開発するといった
Win-Winが成立するビジネスとしての
価値が高い代替品(改良品)の開発するための考え方を学び、
演習問題に取り組むことで
具体的な開発手法のハイブリッド化を体得します。

ワークショップ概要

対象者 商品企画者、研究者、開発者、設計者
内容 1.片づけるべき用事
 (1)片づけるべき用事とその定義
 (2)結果期待とは
 (3)結果期待に関する価値グラフ
 (4)顧客にとっての用事の優先順位
2.破壊的イノベーション
 (1)持続的イノベーションと破壊的イノベーション
 (2)破壊的バリューエンジニアリング
 (3)特許に頼らない模倣困難性
   ・アップルの例
   ・サウスウェスト航空の例
3.代替システムの開発
 (1)銀塩カメラ→デジタルカメラ
 (2)代替品のマトリックスと既存企業の戦略
 (3)代替の範囲と代替のスピード
4.技術の進化とSカーブ分析
 (1)Sカーブと機能との関係
 (2)基本機能、使用機能、二次機能
5.創造理論とハイブリッド化
 (1)組合せ理論と歴史的発展論
 (2)異質の組合せの種類
6.技術進化の一般シナリオとハイブリッド化
 (1)ハイブリッド化の種類
 (2)ハイブリッド化の手順
7.ハイブリッド化の基本思想と図解表現
 (1)ハイブリッド化の基本思想
 (2)ハイブリッド化の進化
 (3)四則演算とハイブリッド化
8.演習問題
 (1)整髪用具
日程 当ワークショップは、お客様からのご要望に合わせて開催日を決定します。
開催をご希望の方は、お申込みフォームからその旨ご連絡下さい。
会場 アイディエーション・ジャパン株式会社 セミナールーム
〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町19-7 日本橋TCビル 1階
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講師紹介 講師:長谷川公彦

長谷川 公彦

アイディエーション・ジャパン株式会社 取締役 CTO
一般社団法人発明推進協会 知的財産アドバイザー
I-TRIZスペシャリスト
TOCICO認定ジョナ

受講料 27,500円(税別)/1名様
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